東城 裕之
株式会社イースペース 企画制作ディレクター
東城 裕之(とうじょう ひろゆき)
広島県福山市出身。
広島県立福山葦陽高校卒業後、AN Music SchoolにてJazzギタリスト小嶋 利勝氏に師事。その後、東京にて塩本 彰氏に出会い師事。未だJAZZギター道を追求する。現在、株式会社イースぺースにて制作ディレクターの傍ら、ライブ活動、作曲、編曲、演劇、CM等のBGM制作など幅広く音楽活動を行う。
とある手羽先屋にて・・・
TJに指定された場所に入る。そこは西新宿にある名古屋でも有名な手羽先屋だった。男はビールを片手に陽気に音楽を語りかけ、手羽先を食べながらイベントに思いを馳せた。
TJこと東城裕之。年は40歳を超えているが、彼の笑顔を見るとそんな年には見えない。が時折見せる渋さは彼の年齢を思い出させた。それが記者の第一印象であった。
ビールを片手に手羽先を食べる(音楽を語り、イベントに思いを馳せる)
記者: 前回の感動通信で「音楽」についての記事を書いていただきました。やはりイベントと音楽って切っても切れないものなのでしょうか?
TJ: イベントとは感動であり、感動とは音楽です。
イベントの成功要因として様々なものがありますが、基本的には細かい要素の積み重ねだと考えています。
お客さんの中にはあまりこだわらない分野があります。「このへんはあんまりこだわらないからお任せでー」という部分。その中に会場BGMとか結構お任せでーとなります。
でも逆に会場BGMとか細かい部分を丁寧にディレクションをする、イベントのできがとても良くなります。
だから僕はお客さんが「あんまりこだわらないよ」といった部分こそ、腕の振るいどころがあると信じています。結構そこが隠し味になったりすることも多いです。
記者: TJさんの音楽は、比較的明るめの曲が多いですね。
TJ: 暗いのはあまり好きじゃないんですよ。ラジオCMのBGMとか作曲させていただいた機会がありました。化粧品会社さんのCMですが、母と娘のショッピングシーンをイメージしてるCMでした。そのときは明るく、曲を聴くと外に歩き出したくなるイメージで曲を作っています。ただしあまり急がず、ゆっくりめの曲にしました。
走り出したいじゃなくて、歩き出したいってのがポイントです。人間歩き出すときって、最初ゆっくりと一歩目を踏み出すじゃないですか。その後ポンポンと歩き出す。この人間的な動きを曲にしてみました。僕の作る曲は結構モーションをテンポに反映させる曲が多かったりします。
記者: しかし音楽を作るTJさんと、イベントとか展示会をディレクションしているTJさんのイメージがあまり結びつかないのですが。
TJ: そんなことないですよ。会社では結構まじめにやってますよ。担当していることはいろいろあります。会場調査・WEB(展示会専用システムを使って)・当日の音響・映像など何でもやっています。展示会で裏を見るとたまにいますんで、声かけてください。
記者: うはっ!いろいろやっていますね。では最後に一言お願いします。
TJ: 音楽を創るときも、イベントや展示会を作るときも大事なのはチームワーク。
どれだけ情報共有して、思っているところぶつけあえるか?そしてぶつけあえる仲間がいるか?楽しいだけの仲間は友達で充分なので。
仕事仲間はプラス厳しくの要素があってもいいと思う。楽しく厳しくがチームワークに緊張感を与えてくれる。そんな中僕らは働いています。
TJはそれだけ言うと、ご機嫌に帰っていった。ビール3杯。サワー3杯。芋焼酎ロック3杯。手羽先2人前。結構食べたなあの人・・・。そして飲んだなあの人・・・。そんなことを考えているとTJが店の扉の前で振り返る。
「これからラーメン食べてカラオケ行こうぜ!」
音楽はJAZZだけど、心はロックな人だ。
TJ’s Sound
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